このたび初めて、4月下旬から徳島市内の30の町(人口48,781のエリア)の徘徊猫の個体数と不妊去勢手術浸透率を地元ボランティアらがアニマルレスキューシステム基金の指示に従って29日間調査しました。
RESULT
結果
住民何人に徘徊猫(生後5ヶ月以上)が確実に1匹いるか?
→ 95人に確実に1匹いる

この95人に最低1匹の猫という数字ですが、これは過去に神戸市内で行った4回目までのフィールド調査とほぼ同じ数字になりました。

9,000人のエリアから人口10万人圏まで、手術浸透率が50%以下のエリアでは人間の数90に対して徘徊猫が確実に1匹います。ところが、手術浸透率が複数年連続して70%を超えた地域では、個体数自体の自然減が顕著に表れてくるため、人と徘徊猫の比率は大きく変わります。

ちなみに、徳島市内の人口5万人弱の地域で手術浸透率は 18.3%でした。調査頭数は1,000匹に満たない518匹ですが、継続してもこのまま大きく手術浸透率が上がることは見込めないことから、調査を中止して対策を検討することにしました。
METHOD
方法・手法
一回目の出産を確実に防ぐ
「早期不妊去勢手術」の導入

仔猫を発見しては丁寧に譲渡することに長年専念していた徳島の市民愛護家さんらに、早期不妊去勢手術を柱として以前よりも高回転なTNRにシフトして頂くことにしました。地元獣医師にも理解を求め、調査を行った地域で年間3桁の早期対策をサポートしながら過剰繁殖の改善を目指して頂きます。
北米では…
Early Age Spay and Neuter has been practiced for over 30 years in North America. Early age altering usually refers to spays and neuters done between the ages of 8 and 16 weeks instead of the conventional 5-7 months.
北米で30年間実践されている。以前の5ヵ月〜7ヵ月齢の手術に替わって、生後8週〜16週齢の不妊去勢手術を指す。
今後は徳島を中心とした四国地域などで、
開業獣医師間での技術交流の場「デモオペ」
を開催していきたいと考えています。
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