アニメルレスキューシステム基金
2016年8月
熊本県西原村 三回目の現場調査をしました


アニマルレスキューシステム基金では、8月28日、29日の2日間に渡って熊本地震発生後の3回目の現地調査を行いました。今回は6月、7月に次いで、家屋の解体が始まった熊本県西原村(3回目最終)を調査し、救援の最終的な方向性を決めるものと位置づけました。以下簡易な写真レポートをご覧ください。




8月17日、熊本地震から4か月経過してから発見された小型犬。目撃情報がありながら、なかなかタイミングよく誰も捕獲できなかったことで、既に激しい衰弱状態にある。




阿蘇の平原にある農家の家が地震の影響で解体され、14歳のクレアは更地にポツンと取り残されている。飼い主の世話意識は低く、ボランティアらは「足りない愛情」を短い時間そそいであげたり、体調の変化がないか見守り、手製の犬小屋をプレゼントしてあげることぐらいしか出来ない。




ここもベニヤ板製のボロボロの小屋だったものをボランティアが新しい犬小屋に交換しあてあげていた。犬は人懐っこいが、基本的な「不妊去勢、ワクチン、フィラリア予防、ノミ対策」などが施されていない。 まだ放浪犬がいる中で、このような放置状態の犬を減らしていくことは極めて重要。しかし、飼い主の権利放棄が進まないのが現状だ。




今も村には首輪のついた猫が多くいる。多かれ少なかれ色々な人の出入りがあるため、猫が衰弱するケースは多くない。




倒壊家屋の解体が始まる一方、高齢化した村の住人が戻る意思を示さない家屋はどんどん対応が遅くなっている。8月29日現在、西原村の半壊・全壊家屋の解体は半分も進んでいない。




高齢犬の状態はもともと良くなかったのだろう。現実は、雨風をしのげるだけでもマシであり、この犬は倉庫がシェルターになっている。家は全壊、飼い主はいない。




全て引き取って欲しいと言われている猫たち10匹。不妊去勢手術の概念がない熊本の村では、増やしてしまってから被災者が悪意なく安易にボランティアに頼ってくる。何をすべきか、答えは徐々に見えてきた。




雨にぬれないようエサ入れがゴミ箱の中に隠してあった。取り残された飼い猫たちには常に「監視」する必要があり、飼い主に連絡をして必要な「医療ケア」などを促すことが必要となる。


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