アニメルレスキューシステム基金
2016年4月9・10日
福島県5年目 これが仮設住宅の現実


やはり、今回の災害においてもペット飼育可の仮設住宅に入居した被災者らとペットたちの別れの問題が浮き彫りになっています。

この男性は福島第一原発から25km付近で家を流され、押し寄せる津波の中で自ご自身の愛犬を命からがら助けた勇気ある愛犬家の被災者です。

福島県内を犬を連れて仮り住まいした後やっとの思いでペット飼育可能な仮設に入居したと思いきや、今度は災害公営住宅へ移動のために仮設退去を迫られました。

しかし、行政はまたしてもペット飼育者に配慮せず、この独居の男性の家族である犬を手放すことを入居の条件にしました。理由は、20km圏から僅か外れていたから・・・

70歳を迎える独居の住民に自宅再建の目処はなかなか立ちません。私たちは話し合いを繰り返し、男性が悩んだ末に決断したことを受け入れました。


▲出発の朝、散歩を前に愛犬にお別れをする男性


▲仮設に来てから毎日散歩した道を歩く


▲男性は何度も立ち止まり愛犬に話しかけました


▲福島を離れた翌日、パトウ(右)は横浜市の譲渡会に出ました。新しい家族にいつ出会えるか分かりませんが、少しでも人になれる必要があります。みんないい人ばかりだよ、パトウ。


▲パトウの目が全てを語っています。福島県での飼い主との密着した暮らし、パトウ自身の性格もあって、横浜での暮らしはきっと辛いものになるでしょう。それでも、生きていかなければなりません。
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